有料老人ホームへの入居申し込みをする際の注意点

有料老人ホームへの入居を希望される場合、まずは入居の申し込みをする必要があります。その際に入居一時金を納める必要があります。これは手付金のようなもので、賃貸マンションや賃貸アパートを契約する際に事前に納めるお金と同じようなものです。


手付金を納めることによって入居する部屋を予約することとなります。有料老人ホームへの入居を希望される方は、終の棲家として入居されます。一旦申し込みをしてしまうと、キャンセルする場合、キャンセル料が発生して納めた手付金の一部が返金されないこともあります。その辺に関しましては運営する事業者によって対応は異なりますが、トラブルとなりかねない場合もありますので、慎重に対応することをお勧めします。そのためには、入居を希望される場合は、複数の有料老人ホームをピックアップして見学をすることをお勧めします。外観の見学のみで済まされる方も多いのですが、実際に入居することを考えると、中まで入って全館見学した方が間違いありません。


一度の見学だけではその有料老人ホームが終の棲家となり得るかの判断は難しいかと思いますので、可能であれば1週間程度で体験入居することをお勧めします。1週間程度体験入居をすることによって、そこで勤務する職員の体制や対応の良し悪し、提供されているサービスの内容、食事、その他入居するにあたっての良し悪しを判断することができます。体験入居する際には無料で提供してくれるところもあれば、有料となる場合もあります。終の棲家として数十年入居することを考えれば、きちんと見極めるだけの判断材料は必要となります。その過程を踏んだうえで入居申し込みをされると後のトラブルや後悔をすることなく、安心して入居することができます。入居申し込みをする際には契約書や重要事項説明書をもって、書面で確認を行います。それらの説明を受けて同意した場合には、署名と捺印をします。それをもって契約完了となります。有料老人ホームへ入居することは決して安い買い物ではありません。マンションや戸建住宅を購入した時と同じくらいの高価な買い物となります。終末期に向けての生活を左右するものであります。心身の状態は年を重ねるごとに低下していきます。少しのことにおいても不安を抱えることが多くなるため、安心した生活を送ることができるようにするためにも入居申し込みをする際には余裕を持って検討してほしいものです。